このページでは「Excelを使う前に確認しておきたいこと」として、Excelを初めて使ったときのどきどきと戸惑いを少しずつ思い出しながら、本当に基本的な事ついてお話します。ある程度触れる方にとっては知っていることばかりとなります。
Excelとは?
Excelは表計算ソフトと呼ばれ、データを集計・整理するのに便利なソフトです。現在かなり高度な機能が備わってきており、「もう十分じゃないか?」と思えるのですが、日々改善・いつの間にか新しい機能の追加が行われているようですね。
さて、Excelのファイルを「ブック(Book)」といいます。ブックの中に「シート(Sheet)」があり、シートはマス目状になっており、このマス目のことを「セル(Cell)」と呼びます。Excelを使う=セルを扱うことといってもいいほどセル(Cell)は奥深くセルについて知ることが最初の一歩ですね。
私は最初セルを見たとき、高さや幅を動かせることを知らず、便利なソフトだと聞いてはいたものの、何をどうしていいのやら?って感じでした。Excel
Excelの画面について
1.Excelを開く
Excelを立ち上げて空白のブックを新規で開いてみましょう。
Excelのファイルのことを「ブック」といいます。ブックには好きな名前を付けて保存をすることができます。ただし、半角の「¥」や「・」「?」などは使えません。使えない文字を使って名前を付けて保存しようとするとこのようなウインドウが出ます。
OKを押してウインドウを閉じて名前を修正してからもう再度を保存をしましょう。保存についてはこちらを参照してください。
【Excel】ブックを保存する
2.Excelの画面
Excelの画面について確認しましょう。
Excelにはバージョンがありますメニューやツールバーの見た目が若干異なります。この図はオフィス365の画面(2022年9月ごろ)です。あなたのパソコンのExcelとは異なるかもしれませんがご容赦ください。
オフィス365は、日々アップデートが行われているようです。気が付かないところで仕様がいろいろ変わっています。あまり使わないメニューを久しぶりに使ってみると「なんだか勝手が違うな」ということがあります。常にどこかが改善されているのだと思っておけばよいのではないでしょうか。新しくできた機能などを発見できた時はなんだか嬉しいものです。
①のクイックアクセスツールバーはよく使う機能を表示させておくとよいでしょう。
3.Sheet(シート)について確認しましょう。
シートについて、初期設定では「Sheet1」のみが表示されています。以前の初期設定では「Sheet1」「Sheet2」「Sheet3」というように3つのシートが表示されていました。最初に表示されるシートの数の設定は変更することができます。
シートの数は後から増やすことも、削除することもできます。シート見出しの色や名前は自由に変えることができます。シートの扱いについては次の記事を参照にしてください。
【Excel】Sheet(シート)に対する操作
4.セルについて確認しましょう
Excelの画面は、マス目のようになっています。この一つ一つを「セル(Cell)」といい、セルに情報を入力していきます。セルには色を付けたり、入力した文字の大きさや色を変えることができます。
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【Excel】データ入力のお作法
【Excel】セルに対する操作(セルの書式設定)
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