まなび塾が思い描く「事務スタッフのあるべき姿」
~事務作業員ではなく経営者のパートナーとして活躍する~
そのために必要なことは何?
事務はデータをまとめたり書類を作成・管理したりする仕事で、慣れれば誰にでも出来る簡単な作業に思えます。けれど、しっかりとした仕組みを作り運用すれば仕事の価値は上がり、経営を守る手助けができる大切な仕事です。
事務に携わる人すべてが好奇心と視野を広く持つことを心掛け、「まなび続ける習慣」と「仕事から楽しみを見つける感性」をもつことで、きっと「その会社になくてはならない人」として活躍の機会が増えていくことと思います。
偉そうに言っている私ですが、仕事を通し多様な事を経験するなかで失敗もたくさんしました。今も、毎日失敗や「しまった!」の連続ですし、いつも前向きでご機嫌なわけでもありません。これがベストだ!と思っている方法が、いつの間にか現状にそぐわなくなるので改善はつきものだし、何でも自分で解決しようとして苦しくなったり。ダメダメちゃんで日々反省と朝鮮の繰り返しです。
クラウドツールやAIの進化はめざましいものがあり、ついていくのが精いっぱい。消化しきれないうちにどんどん進んでいきます。でも、自分ができること・知っていることを、できない・知りたいと思っている人へ届ける橋渡しの場所を作ることはできる。高度なスキルを伝える事は他の多くの専門家の方にまかせるとして、このサイトでの内容は事務職に携わるにあたって基本的な事を中心に、日々の仕事を振り返りながらお伝えしていければなと思います。
お伝えすることが、さらにステップアップしたまなびを続けるあなたのお守りになれば嬉しいです。
まなび続ける日常を習慣にする
バックオフィスのは仕事は利益を生まない。誰にでもできる地味な仕事。そう思われたり、実際に言われることもあります。けれど、会社がある限り誰かがやらなければいけない仕事です。形や方法は変化していくとしても仕事としてはずっと存在し続けるものだと思っています。
時代の流れが超高速である今、一年先のことでさえ誰にも予測ができません。
とはいえ、見えない未来に不安を抱いて過去を懐かしんでも仕方ないのです。今目の前にある仕事にキチンと向き合い、課題を設定し乗り越えていく、自分に足りないものを知り補強していく、利用できるものはありがたく使わせてもらう。そうしながら、身近にいる人、書籍、自分を取り巻く環境すべてからまなび成長していこうという姿勢を、ぜひ大切になさってください。
仕事から楽しみを見つける感性を
私自身、特に十代の終わり頃は本当に情けない奴でした。勉強が嫌いだから大学へは行きたくない。かといって、すぐに働くのは不安。やりたいこともやるべきこともわからず家から近いという理由で服飾専門学校へ進学。事務的な仕事は自分に向いていないと思っていたので、販売職として社会人デビューしました。
好きで飛び込んだわけではない販売のお仕事でしたが、お客様からの「ありがとう」は仕事の励みであり、次に何をお勧めすれば喜ばれるかということを考えることは楽しかったです。
とはいえ社交的でない私にとって販売職は苦痛でした。約3年間頑張りましたが、「自分には向いていないけれど、体も気も楽そう、家庭と両立できそう」という動機で事務職へ転職しました。
そこで、できないと思っていたことができるようになったり、事務処理を通して未知のことを知ることができると思うと楽しかったですね。取引先の担当者から電話やそのほかの対応についても褒められると、モチベーションアップにもなりました。仕事で使う「事務用品」や「事務機器」も家庭では目にしないものが多かったので興味深かったです。
さて、あなたが今の仕事を通じて得られる楽しみは何でしょうか。(お給料日以外で・・ね(^_-)-☆)
さあ、まなぼう!
まなび塾でお伝えしていることは主に次の4つです。テクニックより、本質を伝えることができればなと私自身も勉強中ですが、よろしければご覧ください。
- Excelと仲良くなる
- 事務処理の基礎
- 仕事を通しての学び
- おすすめの書籍について